人ごと
ついうっかりとブログを書く暇もないまま、随分間が空いてしまった。改正税法やら会社法にかき回されていたと言うと情けない。これからの研修予定時間は11月までで合計50時間を超えているし、税法、会社法、判例研修その他、自分でもどうするんだろうかと思うほど。
1時間話すには3~4倍の準備時間が最低必要だが、幸い今年は例のバカな役員給与の改正があるので税法が多いから若干助かるが、その他のテーマも含め、常に最新情報を織り交ぜて、ということになるとかなりきつい作業が続く。
会社法などもいざ会社法に則した株主総会を開こうと思うととまどうことが多い。どこか前例があればとりあえずはマネしたくなる。昔、自分が会計を勉強した、ペイトン、リトルトンの時代が懐かしくてたまらない。あの頃の方が分かり易い、と思うのは最早自分が時代遅れの部類に入ってきたのだろう。けれども、六本木ヒル族の一連の騒動をみていると今の会計、税のあり方が節操もなく、言い換えれば日本人に合った考え方なのだろうかという素朴な疑問を払拭できない。
狩猟民族、移民多数の価値観同居の考え方と、決して単一民族ではないけれども、村八分のような差別的生活観があると言えども、小さい島国で形成された遺伝子的な価値観を持つ日本に何でも国際標準という名のアングロサクソンスタンダードが合うとはどうしても思えない。
みんなが、みんなそうだから、というお得意の人ごと、人のせい、にしてその日を送っているいる中で、殆ど毎日のように、昔の日本では考えもしなかった家族、弱者を巻き込む犯罪が、そして自分が目立てば、という犯罪が頻発しているのではないのだろうか。
一時はバブル真っ直中、あるいはバブル崩壊の失われた十数年の教育、環境のせいかと思ったこともあるが、どうも違う。
み~んな、人ごと、自分以外は自分自身とは無関係、という価値観、言い換えれば、先ずは人ありき、自分は人のために、という価値観が吹っ飛んでしまって、自分は、自分は、という主語(日本人は何でも英語をI amで言おうとするから通じない)で考えることの結果が今の社会を作っているからだと痛感する。
ひとごと=自分自身と同一視出来る自分でありたい。
それにしても改正税法を作った利口な頭の良い、世間知らずなバカ官○は早く世の中に出て、人ごとを知った方が良い。最近、まるで人ごとのことのように日本の行く末を語るえら~い方がいるのは早く何とかして欲しいものだ。
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コメント
ニース特派員へ
元気でやってますか?
オープンでの会話は初めてですかね?
貴女の思いは当然です・・・・が、
仰るとおり、フランス人は多少日本人や英米圏とは異なるでしょうね。
日本は酷いことになってます。毎日のニュースが怖いほどです。一昔前には考えられなかった事件が多発し、これがグローバルスタンダードの実態ならば、完全に間違っています。
アメリカ追従の現政権が、何故直接税中心の景気調整機能を放棄して、EU型の附加価値税(消費税)を導入した実績をそのままにして、更に税率を上げようとしているのか?
とんでもない結果を引き起こすことになると思います。
このことはいずれまた。
それにしても、ニース特派員という響きは良いですねぇ。
一生懸命生活し、勉強している姿が目に浮かびますよ。
時々ニース特派員報告をこのHPにも、お願いしますね。
投稿: tora | 2006年7月24日 (月) 23時23分
こんにちは理事長。はじめてコメントさせてもらいます。
というのもとても共感できるくだりがあったからです。
「みんなが、みんなそうだから、というお得意の人ごと、人のせい、にしてその日を送っているいる中で、殆ど毎日のように、昔の日本では考えもしなかった家族、弱者を巻き込む犯罪が、そして自分が目立てば、という犯罪が頻発しているのではないのだろうか。」
まさしくその通りだと思います。自分の好みや考えでなくみんなに合わせる、という慣習がとても不思議に思います。そして子供を注意するときにでさえ「そんなことすると、あのおじさんに怒られるわよ」というような、人のせいにして自分の子供を躾るのことも不思議です。今日本には絶対的善悪価値観が不足してますよね。公共での悪いマナーを殴られたり殺されたりすることなく注意しあえる社会に戻ってほしいです。無理ですかね。
英語のIamではないですがフランス語もJe suisと私を主語にして話す言語ですが、一般的フランス人(移民系○○○人は除く)は困っている人は助ける、マナーを守る、悪いことは皆注意する、ということが普通でなされています。《ま、要は個人主義なので、自分も侵されたくないため人にも侵さないのかもしれませんが》
投稿: ニース特派員 | 2006年7月22日 (土) 20時51分