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2006年4月25日 (火)

二本の手

全く悪文の代表のような、改正法人税法政令72条あたりが別表の公表などにより言わんとすることが理解出来てきた。最初に読んだときは一体何を言いたいのか、2度目に読んでも尚更よく分からん、3度読んで何となくこんなことかなぁ、と分かってくる文章が政令にあること自体、国民をバカにしてるとしか思えない。

そもそも政令委任が多すぎる改正でろくなものはない。 それにしてももう施行されてしまったのだから対応せざるを得ないが、税は政治である、ということが良く理解出来る改正だった。

専門家である以上は当然のごとくいくら文句があっても順法でなければならないが、課税要件の解釈権も当然持っていなければならない。しかもそれは幸いにも二本の手を持っている人間ならば利き手以外(一般的に右利きが多いという前提で)の左手で、当たり前にこなさなければならない分野である。

肝心の利き手である右手は常に個々の顧問先が安定し、継続して発展していける多様なアドバイスに向けられていなければこれからの職業会計人としては生き残って行けないだろう。

両手が自由に使えると言うことは、実は大変幸せなことだということを認識、感謝すると同時に、それならば最大限有効に活用し社会に貢献する姿勢と行動を持ち続けることが人間として不可欠な姿勢であると確信している。

 さて、自分の左手の使い方はどうなのだろう? 右手は結構自信あるんだけどなぁ・・

2006年4月 4日 (火)

18年税制改正(文句)

ようやく政令等が官報に掲載されたんで買ってみたら、凄い量でした。改正法の条文読んでるときに、やけに政令委任が多いなぁと感じてたんだけど、案の定、というところです。

本法に余り具体的かつ個別的なことを書いちゃうと冗長になるし、時代の変化に即応し難いという面はよ~く理解できるし、白紙委任でなければ政令も租税法律主義の範疇に入るってことも分かりますが、それにしても課税要件に類したものまで政令読まなきゃ分からない、ってのはどうかと思う。

確かに会社法の施行が5月1日から、という特殊な時期の税制改正ですから書く方も相当の困難さがあっただろうと推察は致しますが、それが仕事、と言ってしまえばそれで終わりな訳で、何でもかんでも政令で、という姿勢は今後は考えなくちゃならないと感じます。

閣議決定だけで国会通ってないんだから。(国会出したって良く議論なんかされないでしょうが)

そもそも無理で理屈が通らない制度を作ろうとするから、何言ってるんだか分からない表現と文章の固まりになっちゃう。悪文の見本として高校か大学の受験問題にしたら面白そう。まぁ、こんなことばかりしてると、公平、中立、「簡素」なる税のあり方は吹っ飛んじゃうね。

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