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2007年7月22日 (日)

セカンドオピニオン

先週、ある公認会計士さんから相談を受け、3日間考え続けた。それなりの学説、資料などから判断して、ペーパーにしようかと思ったが、先ずは判断結果をお伝えしようと電話をした。とても納得してくださって、喜んでくれた。

いつでも何か異論を課税庁が言ってきたり、無理な更正などしようとしたら、たちどころに文書で反論の用意があるとも申し上げておいた。

自分にとっても初めての事案だったので面白かったが、法的な判断をどう構成するのか、多少手間取ってしまった。サクサクとペーパーに出来なければならないな、と反省をした。

御礼にと、ン万円の商品券を頂いて、恐縮至極。

実質が法を超えるのか、法が実質を規定するのか、考えさせられた事案だった。

面白かった(^_^)v

2007年7月 8日 (日)

嬉しい話し

セカンドオピニオンに掲載した課税庁への意見書について、早速税理士希望の妙齢の女性からメールを頂いた。目から鱗が落ちる思いだと。税理士は決算書や申告書を書く仕事、と漠然と思っていたようで、とても嬉しく、頼もしく読ませて貰った。

租税裁判は増加の傾向にあるが、コストも時間もかかるし、その前にきちんと司法判断をベースに、十分な資料を集めて事前解決出来るだけの力を持つものこそがこれからの税理士のあるべき姿、とお話しをした。覚悟の上に、裁判まで行ってしまう事例もあれば、その前に幾らでも理論的に、法的に解決出来る範囲の業務がある。

国も納税者もその方がずっとコストや時間浪費の面で得策であろう。要は、税理士、税理士事務所(法人)がその力と努力を意識するかどうか、である。

メールをくれた彼女曰く、理論の如何に大事なものか、受験スクールでの勉強は何なのか?

彼女のような実践派で理論的な力を持った人材がドンドン税理士になって欲しいと思う。

2007年7月 5日 (木)

今日は在宅業務

色々各方面の仕事が重なり、幸い来客予定がなかったので自宅でなんだかんだ手をつけたようなつけなかったような一日が過ぎている。今日からHPが少しリニューアルされている。

セカンドオピニオンに実際の課税庁に対する意見書を2つ程掲載したが、監査課の全員が文書でしかも通達、Q&Aに頼ることなく、司法判断、自分自身の判断で正々堂々と、自信をもって仕事を楽しんで欲しい、と心から願う。

自分の居場所、仕事を楽しむかどうかは自分自身の心の置き方でしかない。人に上下はないが、組織には上下があり、だからといって人、人格を当てはめているわけではない。その辺を気づかない上司は失格であり、周りからも評価はされない。自分自身の自己評価ほど滑稽なものはない。

折角の人生、仲間、時間を共有する同志、思いやりこそが自分自身を高めるのであって、思い上がりは評価が下がっていること、を自覚しなければならない。

税、がそのひとつでもあるって感覚、持ったことあるかなぁ??

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