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2008年9月15日 (月)

寂しい

さっき、顧問先の53歳の取締役部長の葬儀に行ってきた。

極めて丁重で、人のことを良くみていて実直な人だった。

社長が泣いた。葬儀委員長が本気で泣いている葬儀は初めてかも知れない。それ程人を気遣い、よ~く人を観ている人だった。どうしてあの人が???若すぎる。

ゆっくりと人と接し、知り合い、本音を知り合って、よし!こうしよう、と思ったら怖いモノは何もない筈。

探り合いと駆け引きの時代になっちゃった、ってことを今日の坊さんは言いたかったんだろうなぁ、というお説教。久しぶりに身に染みた。風は見えないってか~。

それにしても、税はどこに行くんだろう??下らない論戦の亡党の総裁選挙真っ最中。

税は人の生き様に関わる、って考えすぎ?

こんなこと知ってる?とか税制はこんなふう改正されてますとか、こういうことなのよね!ってブログ読むたびに思う。

あるべき税は? どんな国のどんな国民になりたいの?知ってるとか、こういうことよ!って、もう、うんざりですよ。

良く税をご存じなんですねぇ。

税は己のいるべき場所がどこなのか!って時代です。どこを選ぶのか、どうある場所を選ぶのか、そんな時代ですね。

ところで、相続財産全体を捕捉したい意図が見え見えなのに、遺産取得課税方式を維持しようとしている国はどこでしょうか?

現状でさえ、あまりに日本的な遺産取得課税方式を、更に日本的すぎる方式に変えようとするこの国は何故拘るんでしょうか?

大きな間違いは、遺産総額を捕捉しようとしながら法定相続分方式を辞めてもいい、という根本的な矛盾を何とかしようとするからです。

頭の良い、世間知らずのバカな官僚に任せておくと、世界から笑いものの税制が出来てしまいます。

どうせなら、サルコジとかブッシュとか、に習って思い切ったら?

ご免なさいね、主税局さん。m(_ _)m

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