租税法の深さ
大学院で修士課程の教員をしているが、最近は外部から講師をお招きする特別講義が続いている。
中央大学の大淵教授、札幌国税局の後藤局長、北大の藤谷准教授と続き、昨日は著名な岩下忠吾税理士と豪華な特別講義を開催することが出来た。
各先生ともそれぞれのお立場での確固たる持論と研究への深さ、を感じられる講義であった。”税”という対象は同じでも、法的に研究しようとする租税法の世界はどこまで行っても最終着地点が常にその先にある、という実感を持った。
院生さんは修士課程の段階でこれらの方々から直にお話を伺えることは幸せであろうと思う。私自身の経験では租税法研究の初期でこれらの講義を受けたことがない。
来週は今年最後の租税法関係の学会で名古屋に院生さん達数名と行くことになっっているが、是非とも単なる勉強と、研究との違いを感じ取って欲しい。
勿論、書籍や雑誌などで知ってはいるだろう先生達の実物(失礼陳謝)に触れ、積極的に質問やら教えを受ける機会をつくるような場にして欲しい、それは自分自身の感性と行動力に依拠することを自覚しながら・・・・・
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