セミナー
1月9日、久しぶりにセミナーを開催した。
中小企業庁のリーフレットを利用した消費税転嫁セミナーと
事務所単独セミナーとして、クライアントのブランチオフィスの天野社長の
講演(上場の経験もあり、札幌本社で起業した法人で東京の汐留に支店を
出した極めてバイタリティ溢れる女性社長)、そして異業種交流会としての
懇親会。
久しぶりに開いたことで、スタッフも苦労したと思うが、これからは従来より
更に打って出る姿勢が必要なので良い経験になったと思う。
その模様はおそらく、近々、ひろみ税理士のブログで紹介されると予定。
消費税の今後について、経過措置についての質問など、やはりこれからの
大増税時代についての関心が高いなぁと実感。
参加されたクライアントの方で、長年ロンドンに駐在された方がおり、
イギリスでの付加価値税の話を伺った。
あの国は温めたものとそうでないものとの食料品課税が全く異なることは
知っていたが、ロンドンの寿司やは非課税だが、そば、うどん、ラーメン店は
標準課税(温めているから)と教えて頂いて、非常に身近に感じた。
やはり軽減税率、複数税率は不合理感を持つし、政治的駆け引きで
軽減税率適用区分が変なところで線引きされる可能性が高いことを
無視は出来ない。複数税率は導入すべきではない。
先ずは消費税法の未熟さがいまだに残っている現状の整備が必要。
海外サーバ経由の電子書籍等の配信は明らかに輸入なのに税関を通らないから
課税されない。
国内で同様のサービスを展開している場合との不均衡は明らかである。
税は公平性が担保されていなければならない。
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