仕事冥利
お付き合いを始めてから35年以上経った法人のお客さんが自社を完成したとの
ことで、早速お祝いのシクラメンを贈らせて頂いた。
現会長(創業者)も私もまだ若かった頃、ある銀行からの紹介で、これから創業
するとのことで是非お役に立てれば、とお付き合いが始まった。
地道な営業活動を必要とする業種であるが、当時から創業者会長は積極的で
自信を持って新市場の開拓などを行っていたことが印象深い。
おー、そんなところまで!と言うような新規先や商品を幾度となく聞いた
覚えがある。
商売だから決して順風満帆で行くわけはなく、山あり、谷ありの苦労を経ながら
業績は伸長していった。納税意識も極めて真面目であり、税理士法33条2の
書面添付をつけ始めてから意見聴取が二度ほどあった気がするが、結局は
是認通知を受けている。
息子さん(現社長)にも恵まれ、事業承継は順調に進んでいる中での新社屋完成という
ことはまるで自分の事の様に嬉しいものである。
現在、事業承継は極めて困難で様々な状況に応じて複雑化しており、止む無く廃業という
選択をせざるを得ないケースもある中で、本当に円滑な承継をされたことに敬意を
払いたい。
今後も100年、200年企業としての基礎をしっかりと固めて頂きたいと祈念する。
最後になってしまうが、新社屋完成、バンザーイ。
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